スペイン国立バレエ団の次期芸術監督にルベン・オルモが就任します。八年間芸術監督をつとめたアントニオ・ナハーロの後継で、9月1日に就任。14歳のときマリア・パヘスが芸術監督をつとめるアンダルシア舞踊団に入団し16歳で舞台デビュー。18歳のとき国立バレエ団に入団し2002年4月に退団、エバ・ジェルバブエナ舞踊団に移りました。
カルロス・サウラ監督の新作『みんなの王』(原題 El rey de todo el mundo)の撮影がメキシコのグアダラハラ、サンタンデール・センターで始まりました。撮影監督はもちろんヴィットリオ・ストラーロ。タイトルは1955年にクコ・サンチェスが作曲し、ペドロ・インファンテとチヤベラ・ベガスの歌唱で有名になった歌 "Fallaste corazón" の歌詞にちなみます。物語の主人公はアナ・デ・ラ・レゲラ演じる女性振付師とマヌ・ガルシア=ルルフォ扮する演出家。、二人はメキシコの民謡をモチーフとするミュージカルの制作に着手します。
記事によると今作は頓挫したアイデアから生まれたとのこと。ピパ・フィルムズの製作者エウセビオ・パチャが歌手で女優kロシーオ・ドゥルカルの自伝映画製作を思いつきサウラに監督しないかと打診。サウラは「自分の友人の人生を穿鑿するのは嫌だし、自分の人生を穿鑿されるのも嫌」という理由で鄭重に辞退。そこでメキシコ音楽に関する作品を撮らないかと再度提案されて受諾しました。