スペイン映画アカデミーの次期会長に脚本家のアンヘレス・ゴンサレス=シンデが選出されました。副会長は監督のエンリケ・ウルビスとマヌエル・ゴメス=ペレイラ。任期三年。
受諾演説でアンヘレスはアルモドバルやホセ・ルイス・ガルシなどアカデミーを脱会した会員に再入会を促し組織を盤石なものにするのが目標と発表。
アンヘレスは初代会長ホセ・マリーア・ゴンサレス=シンデの娘。1998年に『よい星』 La buena estrella でゴヤ賞脚本賞を獲得、2004年には監督作『眠っていた運』 La suerte dormida で二度目のゴヤ賞(最優秀新人監督賞)を受賞。
来年はカルロ・ゴルドーニ生誕三百年。リュイス・パスクアルがヴェネツィアでゴルドーニの『骨董狂いの家族』を、ヴェネツィア方言で演出します。パスクアルがゴルドーニ作品を演出するのは1985年の『カーニバル最後の夜』に次いで二度目。
公演は来年七月、ヴェネツィア・ビエンナーレの国際演劇祭一環としてカルロ・ゴルドーニ劇場で、その後はバルセローナのグレック・フェスティバルで。