舞台通信

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2019年3月28日(木)

フェルナンド・デ・ローハス直筆の署名が初めて発見される
Aparece "por primera vez” la firma de Fernando de Rojas en el archivo municipal de Talavera

『ラ・セレスティーナ』の作者、フェルナンド・デ・ローハス直筆の署名がタラベラ・デ・ラ・レイナ町の資料室で発見されました。発見者は同町役場のラファエル・ゴメス古文書保管係。1511年6月18日付の同町の公文書に「Fernando de Rojas」と記した花押があります。当時のローハスは町長で、署名が真正であることを保証する公証人フアン・カスティーリョによる一文が文書の末尾に記してあるとのこと。

2019年3月21日(木)

スペイン国立古典劇団の次期芸術監督にリュイス・オマール
Lluís Homar, nuevo director de la Compañía Nacional de Teatro Clásico

スペイン国立古典劇団の次期芸術監督にリュイス・オマールが就任します。任期は今年九月一日から五年。さらに三年延長する可能性あり。

2019年3月15日(金)

『ペイン・アンド・グローリー』予告篇
DOLOR Y GLORIA. Tráiler Oficial HD. En cines 22 de marzo.

ペドロ・アルモドバル監督の新作『ペイン・アンド・グローリー』(原題 Dolor y gloria)の予告篇です。撮影監督ホセ・ルイス・アルカイネの色彩が美しい。3月22日スペインで公開。

ペイン・アンド・グローリー

2019年3月4日(月)

フラメンコ舞踊、劇場での居場所を要求
El baile flamenco reivindica su lugar en los teatros

マリア・パヘス、エバ・ジェルバブエナ、オルガ・ペリセー、イスラエル・ガルバン、ロシオ・モリナ、マヌエル・リニャンなど当今一流のフラメンコ舞踊家は作品を発表する場がほぼフェスティバルに限られ、活動の大半は国外。もっとスペイン国内の劇場で日常的に公演を行えるよう試行錯誤中。ロシオ・モリナとオルガ・ペリセーは一年間の活動の80%が国外で、マリア・パヘスは60%。マドリードのカナル劇場はフラメンコの通常公演に門戸を開いている数少ない劇場の一つ。「わたしたちフラメンコ舞踊家はフェスティバルが頼り。それ以外はなかなかプログラムを組んでもらえない。以前はプログラム担当者や代理人が舞台の初日に来たけれど、今は舞踊団が劇場に電話して予算の交渉をしなくてはならず、それは本来アーティストの仕事ではない」とエバ・ジェルバブエナ。