9月にセビャーリャで開かれる野外オペラ『カルメン』の製作会社OOOS(Opera on Original Site)のエグゼクティヴ・プロデューサー、マイケル・エッカーが、保証金二千万ユーロをセビーリャ市に請求したというエル・ムンド紙の報道を否定。
どうでもいいことですが、最後から三段落目と二段落目は重複しています。最後の段落の tubo は tuvo、lincon は Lincoln の誤り。Europa Press よ、しっかりしてくれ。
4月21日に78歳になったエリザベス二世の一般参賀は毎年6月の土曜日で、今年も昨日開かれたというニュースなのですが、最後の二段落によると今年の叙勲リストを発表したそうで、ジョン・ハートが英帝国勲章を受章するそうです。
第25回モスクワ国際映画祭。スペインのマヌエル・フェルナンデス監督『地の肌』 La piel de la tierra とスペイン=アルゼンチン合作のサンティアゴ・カルロス・オベス監督『ママとの会話』 Conversaciones con mamá が参加。
審査員の顔ぶれは―――
- アラン・パーカー(英/監督)
- イエージー・ストゥール(ポーランド/監督・俳優)
- バーバラ・スコヴァ(独/女優)
- アンベール・バルザン(仏/プロデューサー)
- アルメン・メドベージェフ(露/プロデューサー・評論家)
- ボリス・アクーニン(露/作家)
メリル・ストリープの功績を称えてスタニスラフスキー名誉賞が贈られます。今月18日から27日まで。
「“子作り”が終わった“おとなの女”向けの脚本が少なすぎる」とメルセデス・サンピエトロ。
『HANA-BI』撮影直後の北野武が同じことを言っていました。「岸本加世子くらいの世代は役がないんだよ」と。
カルデロンの聖体神秘劇『大世界劇場』をトレド大聖堂で上演。今日から12日まで。入場はもちろん無料。聖歌隊席の後ろを舞台にするそうです。トレド大聖堂での神秘劇上演は50年ぶり。
ブエノス・アイレスのコロン劇場、芸術監督ガブリエル・サナセスが辞任し、ティト・カポビアンコが就任。ラジオ10のインタビューでセナセスは「製作現場への物資の供給を止めたりサボタージュを煽ったり、公共財としての劇場の活動を妨害するマフィアが存在する」と告白したそうです。
ロルカが夏を過ごしたグラナダ、ウエルタ・デ・サン・ビセンテで毎年行われるコンサート。今年は第90回、明日開幕。サラ・バラスと84歳のメキシコの歌手チャベラ・バルガスがオープニングを飾ります。バルガスは去年出演予定でしたが体調不良でキャンセル、代わりにポール・オースターが朗読しました。
第3回マドリード・ダンスマラソン。140団体がノンストップで24時間踊り続けます。持ち時間は10分間。4歳から76歳まで約千人が参加。ジャンル・スタイルは不問。4日(金)午後5時から5日(土)午後5時まで、マドリード劇場で。ヨーロッパ唯一の催し。そりゃそうでしょう。
マドリードの王立劇場が施設内ツアー。6日(日)の午前10時から19時15分まで。舞台では王立劇場交響楽団、マドリード交響楽団の演奏も。しめくくりは若い歌手を育成する「未来賞」の授賞式。テレサ・ベルガンサが授与します。
クリスティーナ・オヨス演出のアンダルシーア舞踊団、今日からマドリードのエスパニョール劇場で『イェルマ』を上演。オヨスは不信心な老婆役。
記事の三段落目によると、前芸術監督のホセ・アントニオの辞任とともにダンサーの多くが去ったため、九月にオーディションを行い、アンダルシーア・フラメンコ・バレエ団 Ballet Flamenco de Andalucía に改名するそうです。
マドリード市文化センター Centro Cultural de la Villa と夏の芸術祭のディレクターにモラ・アプレーダが就任。1998年から秋の芸術祭のコーディネーターやディレクターを務めていた人です。
秋の芸術祭に招聘したアーティストはアルフレード・アルコン、バリシニコフ、ベルリナー・アンサンブル、ヌリア・エスペル、ウィリアム・フォーサイス、ロベール・ルパージュ、バルセローナの自由劇場(テアトル・リウラ)、パリ・オデオン座、リュイス・パスクアル、ミラノ・ピッコロ座、ピーター・セラーズ、ロバート・ウィルソンなど。