舞台通信

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2006年1月17日(火)

日本のドキュメンタリー映画、パンプローナ映画祭で Lo mejor del cine documental japonés, en el Festival de Pamplona

2月17日から25日までパンプローナで開かれる第2回ドキュメンタリー映画祭「視点」。スペインでは初の試みとなる日本のドキュメンタリー映画のレトロスペクティヴ。1939年から2004年に制作され、90年代初頭にパリのポンピドゥー・センターで上映されたもの。

『戦ふ兵隊』の亀井文夫を筆頭に小川紳介、松本俊夫、羽仁進(記事ではサスム・ハミ Sasumu Hami と誤記)、原一男、河瀬直美、今村昇平『ニッポン戦後史マダムおんぼろの生活』、佐藤真『阿賀に生きる』『阿賀の記憶』。河瀬直美の『抱擁』『世界の沈黙の中で』って、何だろう。

回顧展にあわせて『千年の映画 日本におけるドキュメンタリー映画(1945-2004)』を出版予定。

2006年1月14日(土)

キューバ国民演劇賞、大きな反響 Amplia repercusión en Cuba por Premio Teatro 2006

2006年キューバ国民演劇賞は俳優のセルヒオ・コリエリとマリオ・バルマセーダが同時受賞。ふたりともテレビドラマでもお馴染み。

コリエリはキューバ人民友好協会の会長を務めており、現役俳優バルマセーダは舞台、映画、テレビなどこれまでに三十作品以上に出演した経歴の持ち主。

授賞式ではエッセイストのグラシエラ・ポゴロッティがコリエリを、劇作家のヘラルド・フジェーダ・レオンがバルマセーダがスピーチで約半世紀に及ぶ二人の業績を讃えました。アベル・プリエト文化大臣はふたりを「ふたつの世紀の人」と形容、式典の最後には両者が共演し有名になったテレビドラマ「ひそやかに」 En silencio ha tenido que ser の名場面集が上映されました。

2006年1月13日(金)

ペネロペ・クルス フランス芸術文化勲章を受章 Penélope Cruz, nombrada Comendadora de las Artes y las Letras de Francia

ペネロペ・クルスがフランス芸術文化勲章(シュヴァリエ)を受章。ルノー・ドニュドゥードヴァーブル文化大臣から手渡される予定。

推挙したのは噂によるとリュック・ベッソンで、折りしもフランスではベッソン監督、サルマ・ハエック共演の『ならずもの』 Bandidas が公開中。

来月には『マノレーテ』 Manolete の撮影がスペインで始まる予定。主人公の闘牛士を演じるのは『戦場のピアニスト』でオスカーを獲ったエイドリアン・ブロディー。クルスは女優志望の女役。

記事の後半はペネロペ・クルスの略歴ですが、メカーノのビデオクリップ「運命の力」 La fuerza del destino に出演して人気に火がついた、というのは知りませんでした。