2018年セザール賞の名誉賞にペネロペ・クルスが選ばれました。授賞式は3月2日。スペイン人が同賞を受けるのは1999年のペドロ・アルモドバルに続いて二人目。
ビクトル・ウリャテが自身の舞踊団のディレクターを退任して舞踊界を引退すると発表しました。後任は愛弟子のプリンシパル、ルシア・ラカラで今年九月就任予定。
1947年サラゴサに生まれたウリャテはマリア・デ・アビラに舞踊を学びアントニオ・ルイス・ソレルのもとでキャリアをスタートさせました。1970年代はモーリス・ベジャールの二十世紀バレエ団のスター・ダンサーとなり、『パリの喜び』Gaîté Parisienne ではベジャール本人役を演じました。ベジャールのもとで14年間活動し、1979年にスペイン文化省から委嘱されてスペイン国立クラシックバレエ団(現スペイン国立舞踊団)の初代芸術監督に就任し1983年までつとめました。1988年ビクトル・ウリャテ・バレエ団を創設して30年経ち、70歳になり引退を決意。芸術監督エドゥアルド・ラオも同時に引退してビクトル・ウリャテ財団の理事長に転職。
『海を飛ぶ夢』以降はスペインで作品を制作していないアレハンドロ・アメナーバルが今年は新作『戦争が続く限り』Mientras dure la guerra をスペインで制作します。春に撮影開始。キャストは未発表ですが決定済みとのこと。