第50回メリダ古典演劇祭。今年は7月1日から8月29日まで。木曜から日曜。五十周年を記念して、6月20日の深夜24時に前夜祭があります。
演劇作品6作。バレエ1作。オペラ1作。
オープニングはホセ・ルイス・アロンソ・デ・サントス作『この私、クラウディウス』。演出ミゲル・ナロス、主演はアルゼンチンのエクトル・アルテリオ。
バレエはポルトガル国立舞踊団の『真夏の夜の夢』、オペラはヘリコン・オペラ(ロシア)のモーツァルト『皇帝ティートの慈悲』。
メリダのローマ劇場で上演されるのは1作だけ、劇団アタラヤの『メデイア』。
個人的に興味があるのは、ペルセフォネの『プロセルピナ』。演出はあのロバート・ウィルソン、主演は我が思い姫エンマ・スアレスでございます。
映画の脚本家とはどんな仕事か。アルモドバル、ディアス・ヤネス、ゲリカエチェバリアが2月4日から三日間マドリードの学生寮(Residencia de Estudiantes)で講演します。
開催中の第一回スペイン語シナリオコンクールの一環。優勝賞金3万ユーロ(約 393万円)。アルモドバルの製作会社エル・デセオが制作費を出し、放送権はスペイン国営放送が買い、出版社「8½」がシナリオを出版。
スペイン唯一の演劇博物館、国立アルマグロ演劇館が2月4日にリニューアルオープン。総工費 4,575,627ユーロ(約 6億279万円)。
古代ギリシャ・ローマから中世、16?17世紀のいわゆる〈黄金世紀〉から20世紀の前衛演劇までおさめていますが、とくに〈黄金世紀〉と現代が見もの。
写真コレクションは1870年のものから数えて2万点。ピカソがデザインした『三角帽子』(1919)など、衣裳は2千点。
去年ロンドンで初演されたデイヴィッド・ヘア(『めぐりあう時間たち』の脚本家)の『運命の息吹』 The Breath of Life がスペインに登場。今月21日から29日まで、サラゴサのプリンシパル劇場で。
出演はアンパロ・リベリェス(妻)とヌリア・エスペル(愛人)。ロンドン版はマギー・スミスとジュディ・デンチでした。演出・照明・美術はリュイス・パスクアル。
80歳のフェルナンド・フェルナン=ゴメスが書き下ろし&演出。『正気で死ぬ、狂気で生きる』。もちろんセルバンテスがベースです。
国立演劇センター Centro Dramático Nacional の創立25周年記念。アラゴン演劇センターとの共同制作。昨日からアラゴンのプリンシペ劇場で。2月27日から4月15日までマドリードのマリーア・ゲレーロ劇場。以後国内巡演。