俳優・映画監督のアントニオ・バンデラス、マヌエル・ホセ・ガルシーア・カパロス、画家カルメン・ラフォンがアンダルシア名誉州民賞(Hijo Predilecto de Andalucía)を受賞しました。
マヌエル・ホセ・ガルシーア・カパロスは1977年12月4日にマラガで行われたアンダルシア自治権を要求するデモで凶弾に斃れた人。当時十七歳だったバンデラスもデモに参加しており、その日のことをスピーチで語りました。
「君の命を奪った銃弾は君のまわりにいた僕たちの誰に食い込んでもおかしくなかった。僕に当たっていてもおかしくなかった、もし当たっていたらその後僕に起きた物事はすべて消し去られただろう。僕が見たもの、僕が愛した人たち、授かった娘、悪戦苦闘の末に勝ちまたは負けた戦いの数々は存在しなかっただろう。それらが君から奪われたのだ。だから今日君に正当な裁きを行うのです、君を想う人たちは君から奪われたものを君に取り戻したいのです」