舞台通信

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2007年7月28日(土)

フアン・ルルフォの小説『ペドロ・パラモ』、再映画化  Pedro Páramo, de Juan Rulfo, vuelve al cine

監督はスペインのマテオ・ヒル。9月に撮影開始。主演はガエル・ガルシア・ベルナルで、共同製作者も兼任。スペイン=メキシコ=ポルトガル合作。

小説の舞台はコマラという架空の町。ルルフォはサン・ガブリエルをモデルにコマラを創造しましたが、ロケハンした美術監督のエウヘニオ・カバジェーロによるとロケをするには荒みすぎているとのこと。

『ペドロ・パラモ』はこれまでにメキシコ人監督によって三度映画化されています。カルロス・ベロ監督(1966年)、ホセ・ボラーニョス監督(1976年)、サルバドール・サンチェス監督(1981)年。外国人がメガホンを取るのは初めて。