アレハンドロ・アメナーバルの新作『戦争が続く限り』Mientras dure la guerra の撮影が昨日始まりました。ロケ地はサラマンカ、トレド、チンチョン、バスク。撮影期間は八週間。主人公はミゲル・デ・ウナムーノ。フランコによるクーデター勃発から1936年12月31日にウナムーノが亡くなるまでを描きます。ウナムーノ役はカーラ・エレハルデ。エドゥアルド・フェルナンデスがミリャン・アストライを演じ、その他ナタリー・ポサやサンティ・プレゴが共演。
イタリアの舞台美術家エツィオ・フリジェリオと衣裳デザイナーのフランカ・スカルチアピーノは夫婦として連れ添い六十年。マドリードのティッセン=ボルネミッサ美術館が二人の業績を讃える回顧展を開きます。日本では1990年に銀座セゾン劇場で上演されたフェデリコ・ガルシーア・ロルカ作、ヌリア・エスペル演出『ベルナルダ・アルバの家』、そして1992年に初演の後1995年に再演されたヌリア・エスペル演出、坂東玉三郎主演の『エリザベス』(銀座セゾン劇場)で二人は美術と衣裳を担当しました。