公開されたばかりのアントニオ・バンデーラスの新作 Imagining Argentine はアルゼンチンの〈デサパレシード〉がテーマ。共演はエマ・トンプソンと目下売り出し中のレティシア・ドレーラ。左上の写真がレティシアです。
「3.11とスペイン総選挙の結果が雪崩式にアメリカ大統領選挙を襲うのを願っている」と、バンデーラスはブッシュ退陣を望んでいます。
ロンドンのセイント・マーティン劇場でロングラン中のアガサ・クリスティー原作『ねずみとり』。25日で30周年。同一劇場でのロングランとしては世界最長。
もちろんギネスブック入りしてます。4575回公演のデイヴィッド・レイヴンと、6240回代役として控えたナンシー・シーブルックも。
国立ソファイア王妃美術館芸術センターがようやくバーチャル美術館を開始。広報部が正式に発表しました。
現在は服飾デザイナーのペルテガスの作品。このページだと思うのですが、三枚しかない……。4月は彫刻家フランシスコ・レイロ。
アルモドバルの新作 La mala educación、今日が初日。5月12日のカンヌ映画祭のオープニングを飾ります。(邦題は『バッド・エデュケーション』になりそうな予感)
60年代、つまりフランコ時代のカトリック系学校で育ったふたりの少年が16年後に再会する話。
記者会見では当然テロについて語っています。
「民主主義に立ち戻った、一致団結した自由な国にふたたび生きられて本当に嬉しい」
同時多発テロを受けて、スペインは11日(木)から13日(土)まで三日間の服喪。
マドリード市は講演会やセミナーからコロン広場の文化センターやスペイン劇場の公演まであらゆる文化活動を中止。
スペインの観客の55.6%は年収18,000ユーロ(2,438,818円)以下。平均的な客は24歳から44歳の女子大生あるいは未婚女性。スペイン公共劇場連絡協議会とマラガ大学の共同調査報告です。
記事の見出しに「5.6%」とありますが、本文は「55.6%」。Europa Press よ、しっかりしてくれ。
マドリードの王立劇場 Teatro Real 主催による第一回舞台プロジェクト・コンクールが終了。
35歳以下の演劇人が対象で、テーマはブリテンの子ども向けオペラ『小さな煙突そうじ屋さん』 The Little Sweep の新演出。入賞者はイグナシオ・ガルシーア(演出)、セシリア・H・モラーノ(美術)、クリストフ・バルト(衣裳)。2005年6月に王立劇場で上演されます。
審査員はエミリオ・サヒ(王立劇場芸術監督)とダニエル・ビアンコ(同テクニカル・ディレクター)、ホセ・アントニオ・カンポス(サルスエラ劇場支配人)、ヘラルド・ベガ(映画監督・演出家)、リュイス・パスクアル。
日本でいえば、上野文化会館か新国立劇場でコンクールが開かれ、それが翌年のプログラムになるとお考え下さい。
サーバに侵入することだけが目的の知的遊戯者「ハッカー」と、プログラムの破壊を意図する「クラッカー」は、きちんと峻別しなくてはいけないとつねづね思っていましたが、芸術としてのハッキングには思い至りませんでした。
会場はマドリード国立ソフィア王妃センター。やってくれます。