夢百夜

こんな夢を見た。

父と暗いバーのカウンターで一緒にグラスを傾けている。音楽がやかましい。酒が回り、父は愚痴をこぼす。鬱陶しいなあと思った矢先、バタンと後ろに倒れる。顔の真ん中が血まみれである。その姿を自分は冷ややかに見下ろしている。