こんな夢を見た。
東京板橋の何処かにある小さな美術館。入り口の外の両側から長い下りの階段になっており、降りた先は、建物をぐるりと囲む通路になっている。
突然自分はバスに乗っている。窓側に小さな椅子が並んだ細い通路があり、前と後ろだけスペースが広く、客はここに殺到する。バスは終点の大きな建物に吸い込まれる。学校である。高校の友人二人と落ち合い、恋人を紹介する。だが二人は挨拶もそこそこにスタスタと歩いてしまい、恋人は気を悪くする。仕方なく二人きりでデートするが、最後に怒った彼女が帰ってしまう。
自分は何処かの大学に来ている。新旧二つの校舎があり、グラウンドに面した取り壊される寸前の旧校舎に一室にいる。部屋の片隅の台所でミートソースを作り、畳の上で食べる。そして、何を思ったか、美術館の夢について、ノートに記し出す。そうしないと、後でとりかえしがつかないことになりそうだったのだ。