夢百夜

こんな夢を見た。

場所は分からぬが、数人の人と輪になって立っている。ダイアナ妃が目に涙を浮かべて近づき、彼女の方から接吻してきた。その唇の感触をはっきり覚えている。二度目には舌を入れてきた。周りには母もいた。なぜダイアナがそこにおり、親しくなり、どこへ去るのかさっぱり分からないが、接吻しながら、たまらない気持ちになる。周りの人は目のやり場に困っていた様子だが、外国の人だからこういう振る舞いが当たり前なのだろうとでも思ってくれたのか、その場を去ろうともせずじっと見守っている。ダイアナは背が高い。自分を見下ろしている。言葉はひとこともなく、ただ涙を浮かべていた。自分も涙を堪えるのに苦労した。