よ、久しぶり。揚げ足取りみたいで悪いね。
「マロノ」ではなく「マノロ」ね。トップページの『マファルダ』の話。
おお、ありがとう。さっそく訂正しました。
揚げ足いつでも取って下さい。だってここは粗忽主義貧民共和国。
あれから読み直したら「マノリト」だったよ。お父さんはマノロだけどね。
めちゃかっこええ~~~
月がすごく印象的です。
ガルシア=ロルカが心に浮かびます。
コルドバでしたっけ…
S先生の奥様、ともこさん、さっそくありがとう!
ロルカをイメージしてくれて嬉しいな。グラナダです。
ロルカを知らないので、略歴に書いてある月なのかしら?と思いました。
静かで強くて素敵。
モノを創るって大変ですよねー。ゆうさんも大変でしたか?
さ、寝よ☆
ターコさん、おはようさん。
略歴に書いてある月。そうです。小島さんって「月の人」なんです。1999年にはその名もズバリ「月」(『Luna』)っていう舞台をやりました。詩人ロルカも「月の人」で、詩や戯曲には月が頻出しますし、彼が描くデッサンにも月がよく出ます。あらゆる芸術家の中で小島さんがいちばん敬慕しているのがロルカ。小島=月=ロルカです。
モノを創るのは大変ですね(毎回公演のたびに痛感)。ウェブデザインなんてプロじゃないし。デザインのあらましはページ数が少ないので三日でできたんですが、大変なのはこれからかな?画像や写真をどのくらい増やすかとか、略歴のページは長いから年代ごとに分けた方がいいかなとか、考え出したらキリがありませんが、試行錯誤しながらぼちぼちやっていきます。基本的には「フラッシュ動画とかは使わずなるべくシンプルに」。坂東玉三郎さんのサイトが参考になりました。
> 小島さんって「月の人」なんです。
えっ、では小島さんは、かぐや姫の親戚?
すみません、冗談がすぎました。
カックイー サイトだと思います。
それに引きかえ、我がサイトのダサイこと。更新もしてないし。
やれやれ(^^;。
おのちんだ!意味なしに続いて、こちらでもお久しぶり。忙しくて更新どころじゃないでしょう?休日はしっかり休んで下さいな。
いま「北かぺら掲示板」を見たら、トライトーンからのメッセージがあるではありませんか。しかも名古屋公演の告知。
ゆうさんのにおいもするね~。
すごいなー。
> いま「北かぺら掲示板」を見たら、トライトーンからのメッセージがあるではありませんか。
二十数年前にマントラのジャズコーラスを聴いたときの熱い想いはいまだ我が胸に消えずにいるというのに、北海道ではそういう若者がめっきりいなくなったって嘆いたら、北かぺら掲示板へ書き込みしてくれるようになってね。
10年くらい前にトライトーンのスタッフやってた人と親しくなったことも、こうして細々と縁が続いている要因かも。
こんばんは。ご無沙汰しております。
たま~に拝見して楽しく読ませていただいています。基本的にWebはROMオンリーなのですが、酔った勢いも借りて、日記に反応して書き込んでみます。
というのも、ナウシカ!帰宅してTVを着けたらすでに終了30分前だったにもかかわらず、ストーリー展開を把握する前になぜか涙が出ていました。サントラに入っている「戦闘」という曲があるのですが、最初に反応したのはその曲で、多分その次はペジテのブリッグ?からメーヴェが飛び出したあたり。原作との違和感を感じ続けながらも、感情は反応してしまうのは不思議なものです。あるいは、作品のテーマ性と最近の自分の関心を無意識に結び付けていたのかもしれません。何度目かわかりませんが、暇をみつけて原作も読み直してみようかと。
というわけで失礼しました。ご迷惑でなければ、たまにお邪魔させてくださいね。
# 念のため、relativeです。
>モノを創るのは大変ですね(毎回公演のたびに痛感)。
海亀の産卵気分ですか?
今、某美術系大学の公開講座を受けてるけど、楽しいけど苦しいわい!
はじめまして。ゆうさんより先にレスする事をお許し下さい。
「ナウシカ」私は原作寄りで、というのも映画は子供も見られるように作っているのが物足りない、のですが、老若男女世代ギャップもなんのその、人気があるのは凄いと思います。
でもね、常々ギモンに思っていたのは男性にとって「カリオストロ」と「ナウシカ」は特別な存在らしい・・・ということなのです。それは何故~???
ゆうさん、先日「ポチタマ」という動物番組で「肩にのるペリカン」が紹介されていましたよ。
羽を広げると3m。成人男性の飼育員さえよろける体重。それでもいいですか?(笑)
私も横レスさせていただきまーす
v(≧∇≦)v
> 男性にとって「カリオストロ」と「ナウシカ」は特別な存在らしい
男性の理想の女性が主人公だから??
私、ルパンは大好きなのですがカリオストロは嫌いなんです。
その理由が今やっと分かりました。
ターコ様のおっしゃるとおり、男性にとって特別な思い入れができる作品だからなのね。
ゆんさん:
匂っちゃいますね、どうしても。
ターコさん:
「産卵の苦しみがお前なんかにわかるか!」って海亀に怒られると思う…。
公開講座、いいっすねー。活動的で喜ばしいです。
お久しぶり!そして(遅いけど)おめでとう!連絡先がわからなくて祝福のメッセージを伝えることができませんでした。
原作との違和感は誰もが指摘することですね。原作の虜になった人は特にそうでしょう。それでも「なぜか涙が出る」のはショットと音楽の連動が的確だからだろうね。「映画 motion picture の歴史は motion (動き)と emotion(感情)をいかに連動させるかの歴史である」って映画研究家の加藤幹郎氏が言ってます。メーヴェが飛び出す時の動きは場面毎に全部違って、ショットを見ただけで主人公の心や状況がだいたい掴めるようになってるし、羽をたたんだまま強風に煽られてくるくる回転しながらあっという間に視界から消えていくところなんか見事で、こういう細部につくづく感心します。
この映画の真の主人公は「風」だと思うんだけど、では風をどうやって描くか。これは実写でもアニメでもすごく難しいはず。「最初から最後まで風が吹いている映画を一つ挙げなさい」って訊ねられたら僕は即答できないなあ。風のシーンが印象的な映画は五万とあるけど、全編通じてとなると…。『ナウシカ』は「風が…やんだ…」のセリフで本当に風がやむよね。ということはそれまでスクリーンには絶えず風が吹いているわけで、これは凄いことだと思う。
迷惑だなんてとんでもない。いつでも書き込んで下さい。「酔った勢い」は下戸にとっては羨ましい!
ターコさん:レスありがとうございました。昨夜はテレビで『THE 有頂天ホテル』を見ようと9時にテレビをつけたら男子バレーボール五輪予選の第四セットをやっていて、試合の結果は8時20分過ぎにヤフーのニュースで既に知ってたんですが、ついつい見ちゃいまして。終わったのが10時近く、やっと映画が始まって、終わったのが1時近く。眠ったのが4時近くで、さっき起きたら「こう」君の書き込みがあってびっくり。「こう」君は my younger cousin です。
『カリオストロ』も『ナウシカ』もたしかに男は好きですね。今を去ること23年前、池袋の文芸坐でこの二本立てを観ました。男三人で…。うち一人は #14834 の「おのちん」なのですが彼は覚えていないらしい…。ものすごい行列でした。男ばっかりでした。
『カリオストロ』はハリウッド黄金時代の冒険活劇をそのまんま踏襲しているのが男を惹きつける理由かもしれません。『ナウシカ』で私が感動する理由は…上に書いたとおりです。
肩に乗るペリカン!すごく惹かれるけど、わたしがヨワいのは「肩にとまる小動物」なもんで、ペリカンは小動物っていうより中動物っつーかかなり大動物?「ポチタマ」、このあいだ初めて見ました。かわいくてついつい最後まで見ちゃった。
S先生の奥様:>男性の理想の女性が主人公だから??
それもあるかもしれないけど、いちばんの理由は動きと感情の連動が見事なことと、特に『ナウシカ』は風の描き方が…って、上に書いたとおりでございます。
女性にとって特別な思い入れができる宮崎駿作品はどれかしら?
いけないと思いつつ(マニアックに走る傾向があるので…)、ついついキーボードが進んでしまいましたこと、お許しください。
> 感情は反応してしまうのは不思議なものです。
ナウシカについては、久石譲の音楽が場面に応じて効果的に使われていることが感動を呼び起こす大きな要因ではないかと感じています。宮崎アニメと久石譲はその後切っても切り離せない関係になります。宮崎アニメはその後回を重ねるごとに作品の完成度が高まっていると思うのですが、音楽ではナウシカが一番いいんじゃないかと思っています。
> 作品のテーマ性と最近の自分の関心を…
「ナウシカ」では“自然による浄化”“自己犠牲”“友愛”等がキーワードになっていますが、映画が公開されたのが24年前であるにも関わらず、現代に通じるものがありますね。原作では加えて“戦争の愚”“生命”等について描かれていて、これらも現代的意義を失っていないと感じます。自分も仕事と家庭に追われて忘れていましたが、こうさん同様原作を読み直したいと思ったりもします。
> 男性にとって「カリオストロ」と「ナウシカ」は特別な存在らしい
男性から見た様々な理想的女性像のなかで、“可憐で芯が強い”存在として象徴化されている点が「特別な存在」として伝わっているんでしょうか。ナウシカやクラリス以外にも、アニメヒロインで象徴化されているものとして「ラムちゃん(うる星やつら)」「浅倉南(タッチ)」「音無響子(めぞん一刻)」等(偏ってる?)色々ありますし、それほど「特別」ではないかもしれません(微笑)。
> ルパンは大好きなのですがカリオストロは嫌いなんです。
ルパンファンには、結構こういう方が多いようですね。“カリオストロのルパンはルパンらしくない”と(原作者のモンキー・パンチも、複雑な思いがあるとか)。個人的には「カリ城」は、「クラリス云々」は別として演出やストーリー展開の点において大好きな作品の一つです。
とここまで書いて、投稿しようと思ったらなんと、ゆうさんが似たような書き込みを…。まあいいか。
> 女性にとって特別な思い入れができる宮崎駿作品はどれかしら?
「思いひでぽろぽろ」「紅の豚」あたりでは…。
長文失礼しました。
> この映画の真の主人公は「風」だと思うんだけど、…
なるほどね。なんとなくそういう風にには思っていたけど、言われてみると改めて強くそう思います。ちょっとイジワルを言うと、風邪がなくなる対比的なシーンがもう1ヶ所あります。そう、アスベルとナウシカが腐海の森の流砂の底に落ちた場面。風のない世界を“死になぞらえた”ところとして表面的に描く一方、新しい生命の脈動・新世界として描いています(原作も同様)。
> 今を去ること23年前、…うち一人は #14834 の「おのちん」なのですが彼は覚えていないらしい…。
う~む、確かに覚えていない(チッ)。最初に「ナウシカ」を観たのは、さっぽろ駅地下の「テアトル・ポー」(今はなき)でした。
さて、そろそろイベント準備作業(http://sound.jp/hamosatsu/)に移らなくちゃ。今年は都内のK大学合唱団が参加申込みをするかもしれないので、手抜きができません(また、家族を放ったらかしにして…)。やれやれ。
>池袋の文芸坐でこの二本立てを観ました。男三人で…。
・・・。・・・。・・・。・・・。・・・。・・・ふっ。
それぞれ好きシーンを語ってくださり思う所は色々らしいのはわかりましたが、ヒロインが違う性格だったら、やはり2本立ては無かったかと。
特別な思い入れはありませんが、宮崎作品で映像の美しさ、メッセージの解かり易さは「千と千尋の神隠し」かな?これ、女性に人気ありますよ。ハクが千を守ってくれるのがいいんじゃないでしょうか。
いとこさんのお話は一度お聞きした事があります。陶芸家さんだったかしら。
>う~む、確かに覚えていない(チッ)。
やっぱり。三人で映画を観た後、上野から札幌まで急行と青函連絡船を乗り継いで帰ったよ。
テアトル・ポーにはどれだけお世話になったか。たしか300円だった。150円で観た覚えもある。学割かな?このあいだ大通を歩いたら日劇がなくなってて寂しかったなあ。
ハモさつ、14回目なんだね。継続してるのは何よりです。
確か、カリオストロに出てくる「チンクエント(フィアット500)」がデザインそのままでハード部分を新しくして売られています。それはちょっと欲しい。
>・・・。・・・。・・・。・・・。・・・。・・・ふっ。
笑うがいいさ…(涙)。
『千と千尋の神隠し』、なるほど。
こう君は陶芸家とは別のいとこです。
チンクェチェント、復刻されてるんですか。運転してみたいな。
え~~~~
オイラの一番好きな映画は『ナウシカ』で、
一番好きな登場人物は『クラリスちゃん』なんですけれど。
ター様、あなたもオトコね(フッ)
おのちん様
ハモサツなんてあるんですね!
行ってみたいなあ。
名古屋では「FAN(フェスティバル・オブ・アカペラ・イン・名古屋)」が終わったばっかりですよ。
楽しかったです。
http://fan.go2.jp/
ターさま:
まあ典型的なオトコね…って女性陣が心の中でツッコんでる予感がするわ…。あ、奥様がちゃんとツッコンでる。
S先生の奥様:
名古屋でもやってるんですねー。
おのちん君は十年来、北海道のアカペラ・ブームを支えてきた立役者の一人でございます。
私はラピュタとナウシカが好きです。
あと、魔女の宅急便も結構好き。
思ひ出ぽろぽろ(←合ってます?)はきれいではあったけど別に2度観たいとは思わないし、紅の豚はまったく興味なし。
皆様、はじめまして。
ちょっと忙しくて今朝まで再訪できていなかったのですが、思いのほかスレッドが延びていてびっくりです…。
今更の感もありますが、まとめレスさせていただきます。
ターコさん:
確かに僕も「カリオストロ」と「ナウシカ」は好きですが、その理由はそれぞれ違うかもしれません。「カリオストロ」はやはり男の子らしく冒険物として(名作度は落ちますが「紅の豚」なども好き)憧れます。「ナウシカ」が好きなのは、もっと個人的な理由からかも知れません。
僕が「ナウシカ」をはじめて観たのは小学校低学年で、その頃は映画作品としての素晴らしさやメッセージ性などには気づくはずもなく、ただ他のアニメにはなかった不思議な雰囲気に吸い込まれるように観ていたと思います。たまたま原作を持っていた近所の友達に影響されて原作を手に入れてから大学に至るまで何度も読み返しましたが、読み返すたびに新たな発見があったように思います。多分みなさん何度も読み返した本があると思いますが、僕にとっては「ナウシカ」がその一つだったのでしょう。
そういうわけで僕も原作派だと思っていましたが、こうやって考えてみると、何も理解できない子どもだった僕を作品に引き込むきっかけを与えてくれたのは、実は映画版だったのかもしれませんね。
S先生の奥様さん:
僕の周りの女性にもルパンは大人気ですのでカリオストロも当然人気なのだと思っていました。そんなに男性向けでしょうか?
ちなみに、私の憧れはどちらかというと原作のクシャナです。ナウシカは最初はともかく、だんだん超人間的になっていくのでちょっと…。
ゆうさん:
お久しぶりです~。ちゃんとご連絡できていなくて、本当に申し訳ありません。
> ショットと音楽の連動
説明をいただいて大分腑に落ちたような気がします。子どもだった僕を無意識のうちに映画版に引き込んだのは、「ショットと音楽の連動」のようなものではないかと。
風を意識して観たことがないので、もう一度DVDでちゃんと観てみようかな。ちなみに、曲名は「戦闘」ではなく「土鬼軍の逆襲」でした。映画版に土鬼は出ないのですが…。
風については、原作のコミックでも風が意識されていますね。結果として、ものすごい緻密な筆入れになっていますが。
余談になってしまいますが、私の妻は日本人ではなく、マンガを読んだことがほとんどありません。以前妻にナウシカの英語版原作をプレゼントしたのですが、実はマンガを読むのにもリテラシーのようなものがあるということをはじめて知りました。そもそもコマ割りの順番がどうなっているのか知らないし、複数のコマをつながった場面として読むのではなく、複数の「絵」として呼んでしまう傾向があります。「ドラえもん」程度なら理解できますが、「ナウシカ」などは意味のわからない線や謎の擬音がやたら書き込まれているようにしか見えないようです。僕たちはマンガの絵のつながりを想像で補う訓練を知らず知らず積んでいたのですね。映画などは私よりはるかに詳しいので色々教えてもらっていますが、一部とはいえ好きな楽しみを共有できないのは寂しくもあります。
> 女性にとって特別な思い入れができる宮崎駿作品はどれかしら?
宮崎監督作品ではありませんが、大学院の若い女性の友達には「耳をすませば」が人気あるようです。うちの妻は「トトロ」と「魔女の宅急便」がお気に入りです。
おのちんさん:
> 久石譲の音楽が場面に応じて効果的に使われていることが感動を呼び起こす大きな要因ではないか
おっしゃるとおりだと思います。私の場合、たまたまサントラを持っていることも影響しているかも知れません。
音楽単体で聞いても、谷の風景や腐海の様子、メーヴェの馳せるシーンが目に浮かぶようで、傑作だと思います。
> “自然による浄化”“自己犠牲”“友愛”等がキーワード...
僕は今回、“自然による浄化”に加え、“自然との共生”あたりに反応したように思います。ちょうど東南アジアの少数民族の暮らしやコモンズの事例を読んだところだったのです。
長くなってしまって申し訳ありません。たまにお邪魔するかもしれませんので、見かけたらよろしくお願いします。
『おもひでぽろぽろ』ですね。絵、きれいでしたね。脚本も素晴らしいのですが語り出すとキリがないので絵に話を限ると、風景はもちろん、何気ない細部にも神経がゆきとどいていました。べに花を摘むときの手や、肩叩きでトントンと沈む肩、パイナップルを切る菜切り包丁とか、力加減の表現が見事。学校の階段を駆け下りた男の子が勢いあまって壁にぶつかって「イテ!」といったり。音の使い方もよかったです。俊男(柳葉敏郎)の車が駅から町を抜けて山道に入るとタイヤの振動音が変わったり、野球のシーンではタエ子(今井美樹)に好感を寄せるエースの広田君に「星のフラメンコ」のイントロをかぶせたり。駅での別れのシーンで隣の席のおじいさんのラジカセから流れる都はるみの「好きになった人」がいつしか「ローズのテーマ」になるところなんかマイリました。
『紅の豚』はおじさん向けに創られた作品で、ハードボイルドや社会主義へのノスタルジーが苦手な人はダメかも。映画ならではの興奮に満ちた作品なんですが。サイレント映画への素晴らしいオマージュになってます。冒頭の空挺団の襲撃で、襲われた船の船員たちが人文字で矢印をつくって「あっち、あっち」と行き先を示すアイデアなんか秀逸。美少女フィオのキャラクターがしっかりしているので、「おまえを見ていると、まんざら人間も捨てたもんじゃないと思える」というポルコのセリフが嘘に聞こえません。加藤登紀子演じる歌姫ジーナは宮崎映画のヒロインでは出色だと思います。ホテル・アルシオーネでジーナが「さくらんぼの実る頃」を歌うシーン。歌のショットとポルコの飛行機が着水するショットの連続は「これぞ映画!」と拍手を送りました。加藤登紀子の歌も絶品。
こう君:深夜にわざわざレスしてくれてありがとう。こう君のおかけで久しぶりにスレッドが伸びました。
>ちゃんとご連絡できていなくて、本当に申し訳ありません。
水臭いなあ。でも元気そうでほっとしました。
>結果として、ものすごい緻密な筆入れになっていますが。
それをアニメで実現したのですから、どれほどの手間暇がかかったことか…。大友克洋の『スチームボーイ』は観ましたか?蒸気の描写が見事でしたよ。ストーリーはイマイチでしたが…。
マンガにもリテラシーが必要という話、なるほどなあと興味深く読みました。日本ではマンガは「読む」ものですね。慣れていない人には「見る」ものなのでしょう。個々のコマの絵とセリフ、コマ割りの連なり、そして行間(コマとコマのあいだ)が語るもの、これらの総体を文脈としてとらえて初めて「読む」ことが成立するから訓練が必要ですね。奥さんの戸惑い、少しだけわかる気がします。というのも僕自身マンガを読むのが苦手で、特にコマ割りの順番に悩むことが多く、リテラシーが低いんです。友人が「ガンダム」や「ナウシカ」に夢中な頃、「ピーナッツ」ばかり読んでいました。だけど「難解」と言われる高野文子は大好きなんだなあ。なんでだろう。
>長くなってしまって申し訳ありません。たまにお邪魔するかもしれませんので、見かけたらよろしくお願いします。
もちろんですとも。いつでもどうぞ。
まとめに入ってるのにすみませんが・・・。
でんでんさん
ラピュタ!いいですよね。「バルス!」
ゆうさん
漫画を子供の頃に読まなかった舅が同じような事をいってました。
「あしたのジョー」は読まれましたか?こま割りがとても映画っぽいので読みやすいと思います。
高野文子は「田辺のつる」を読んだのが初めてだったと思います。レトロでほっとする絵柄は親しみ易いです。系統としては大島弓子と似ていると思いますが、大島弓子の作品は漫画。でも高野文子はちょっと違うんですよね。何が違うんだろう。
こうさん
ナウシカを小学校低学年で見たら、確かに影響は大きいと思います。
「自然による浄化」「自然との共生」は映画のナウシカが一番言いたかった事かもしれませんね。私はもう大人でしたが環境問題に興味があったので惹かれました。その後、リアル極相林を訪れる度、ナウシカが腐海の底に落っこちちゃったシーンを思い出します。
ターコさん:
『あしたのジョー』は読みやすかったです。ラストは驚愕。大島弓子読んでません。マンガには縁がないみたい。
高野文子は高校の友人に『絶対安全剃刀』を勧められてハマりました。表題作とか「田辺のつる」とか…。
しかしターコさんは守備範囲が広い!一家に一人欲しい。執事セバスチャンとしてお仕え申し上げます。
ありがたきお申し出ですが、執事は「おひょいさん」と心に決めた方がおりますのでアシカラズ。
オヒョイさんにはかないません…。修行の旅に出て参ります…。
#14853 >S先生の奥様
亀レスすみません(24時間働いていますか?みたいな生活を送っているもんで…)。
> ハモサツなんてあるんですね!
> 行ってみたいなあ。
嬉しいお言葉ですね!ありがとうございます。
わりと地味ぃなイベントですよ。10数組のグループが10~20分毎に入れ替わってアカペラの曲を歌い続けるだけですから。ただ個人的には色々と思いを持っています。夏のハモサツは、①出演者に対しては、公共の場でのストリートで演奏する機会を提供することにより“ファンではない観客から見られる”ことを感じてもらうこと、②地元商店街の人たちに対しては、地元のアマチュアグループのステージによりまちづくりのコンテンツを提供すること、の意義を大事にしたいと思っています。イベントの原型は東京の「アカペラ公園」で同じように地味なスタイルを維持しています(の筈です)。
とまあいまやすっかりイベンターになってしまったのですが、20数年前はゆうさんと一緒にグループを組んで、アカペラの曲を歌っていたんですよ(懐かしい!)。
#14855 >でんでん様
すみません、修行が足りないみたいです。
作品の解説は、ゆうさんが語りつくしているので、いまさら…ですね。個人的な感想では、「おもひでぽろぽろ」については、高畑勲と宮崎駿では、作品の作り方が違うなあといつも感じること、「紅の豚」については、「宮崎駿の飛行機好きが嵩じてできた作品だ」と聞いてなるほどなと思いました。宮崎駿の飛行機好きはかなりなもので、戦闘機やらなにやらやたらと詳しいようです。みなさんお気づきでしょうが、彼の映画に出てくる飛行機はみんなユニークですよね。
> 私の憧れはどちらかというと原作のクシャナです。
わかるわかる(^_^)。
> 実はマンガを読むのにもリテラシーのようなものがある…。
ちょっと新鮮な驚きですね。そういう自分もマンガを読み始めたのは高校を卒業してから少年ジャンプの「ドラゴンボール」あたりを読み始めたのが最初だったような記憶がありますが、確かに最初はコマ割りの順番に戸惑っていたような気もします。それでもいまや日本史までマンガにするくらいなので、日本のマンガ文化も突出しているのかもしれませんね。
ターコさんのコメントを読んでいて思い出したのですが、大学時代に少女マンガにハマった時期がありました。「ガラスの仮面」は何度読んだことか(微笑)。
> “自然との共生”あたりに反応したように思います。
“自然との共生”は、宮崎作品には色々な作品で取り上げられていますよね。「未来少年コナン」「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「もののけ姫」…。「平成狸合戦ぽんぽこ」あたりは、職業柄、胸が痛みました(やれやれ)。
羞恥心の『泣かないで』が頭の中をぐるぐる回ってて止まりません。
歌詞の中にある「テキューロ」(←TE QUIERO の間違い)ってリキュールの名前みたいだ、という書き込みを発見して、夜中に一人でニヤニヤしてます。確かにおいしそうな響きです、テキューロ。
。。。風邪がこれ以上悪化すると困るのでもう寝ます。
羞恥心?泣かないで?
ぜーんぜんわからなくて YouTube で探したらプロモーションビデオが見つかりました。テレビの企画で生まれた曲なんですね。作詞の「カシアス島田」って誰かと思ったら島田紳介なのね。
風邪、お大事にして下さい。
「おきゅうと」にも似てますね。
「敵!ユーロ」にも聞こえます。