微笑問題
「ブッチホン」の巻
2000.4.3
- A:
- A です。
- B:
- Bです。
- A:
- 二人合わせて微笑問題で~す!
- B:
- 小渕首相が緊急入院しましたね。
- A:
- ブッチホンのかけすぎで、脳の血管がブッチ切れたんだってね。
- B:
- なわけないだろ!首相代理は青木官房長官が有力らしいね。
- A:
- あの人も、いかにも体が弱そうだな。
- B:
- いっそのこと、若返りを狙って、小泉純一郎あたりに首相をやってみらえばいいのに。石原都知事みたいに、ガツンとやってくれそうだし。
- A:
- 郵便局を民営化するって言ってる。
- B:
- あの人の政策の柱だね。
- A:
- でも、どう考えてもクロネコヤマトにかなうわけがない。
- B:
- どうして。
- A:
- だってあいつら波動砲もってるんだぜ。デススターだって木っ端微塵。
- B:
- なんで宇宙戦艦の話になるんだよ!
- A:
- 小渕さんが倒れた理由は本当は別なんだ。
- B:
- なにそれ? どうして君が知ってるの?
- A:
- こう見えてもあいつとは仲いいからさ。
- B:
- ぼくは中曽根首相とじかに会って話したことがあるけど(=実話)、君も知ってるの?
- A:
- 倒れることになった犯人はウンナンのうっちゃん。
- B:
- 『笑う犬の冒険』のパロディーのせいか。
- A:
- そうじゃなくて、本人が出たがってたんだ。
- B:
- コントで散々からかわれているんだよ。どうして本人が出たがるんだよ?
- A:
- フジテレビに潜り込めば、かわいい女の子とやりたい放題だから。
- B:
- そりゃたしかにフジテレビは不祥事続きだけど、いくらならんでも不謹慎すぎるんじゃない?
- A:
- 沖縄サミットに安室にブッチホンをかけたときも「沖縄でイッパツヤッてくれないか」って口説き落としたらしい。
- B:
- 「ヤる」の意味がちがうよ!
- A:
- あの人もそうとうたまってるんだよ。もう女の子じゃなくてもかまわない。鼻から息してるものなら見境なし。だからいっこく堂にもブッチホンかけて沖縄に参加させた。
- B:
- ホモかよ!
- A:
- いっこく堂は「はい、喜んで」と答えたんだけど、腹話術の人形は「なんでオレがてめえのために働かなきゃならねーんだよ」ってボヤいたらしい。
- B:
- 人形の毒舌が売りなんだよ、いっこく堂は。
- A:
- 人形にフラれて、落ち込んで、寝込んだというのが真相。
- B:
- それじゃ子供だよ!
- A:
- 見舞いに小沢一郎が人形をもってやってきた。
- B:
- 人形?
- A:
- 「連立からは離れるが、君を見捨てはしないよ」と小沢が言ったら、瞬きひとつしない人形が「これからはオレたちの時代だ」って呟いた。
- B:
- それは鳩山由起夫だろ! たしかにあの人は腹話術の人形みたいな顔してるし、瞬きしないよ。
- A:
- それを聞いた小渕さんがひとこと、「運が悪かった」。
- B:
- いい加減にしろ!