TVコント大全

1981(昭和56年)

欽ドン・良い子悪い子普通の子
フジテレビ

4月6日~85年5月6日。月曜午後9時~9時54分。出演は萩本欽一、西山浩司、山口良一、長江健次、仲原理江ほか。プロデューサーは常田久仁子。

長江健次が〈フツオ〉、山口良一が〈ヨシオ〉、西山浩司が〈ワルオ〉の三人兄弟の三段落ちコント。

ザ・テレビ演芸
テレビ朝日

4月12日~?。日曜午後3時~3時55分。

横山やすしと堀江しのぶ(二人とも故人)が司会で、芸人が審査員の前でネタを披露して批評を頂戴するという番組。審査員は西川きよし、花井伸夫、糸井重里、色川武大ほか。

夕刊タモリこちらです
テレビ朝日

10月4日~82年9月26日。日曜午後6時30分~6時55分。

ニュースのパロディー番組。タモリが一発コントをやっていました。でもよく憶えていない…。

気分はパラダイス
テレビ東京

10月7日~1985年9月25日。水曜午後10時~10時30分。作者は景山民夫。ただしサボリ癖が祟り、間もなく川崎良に交代。

当時のビートたけし唯一のトーク番組。往年の人気アニメの再放送、再々放送でお茶を濁し、万年低視聴率を誇って(?)いたテレビ東京が、コメディアンがホストを務めるトーク番組、しかも民放キーステーション各局に先駆けてビートたけしの対談番組を制作したのは快挙。ただしこの発想は、たけしのギャラを払うのが精一杯で、セットや取材費を捻出できなかったテレビ東京の台所事情と、分刻みのスケジュールをこなしていたたけしの拘束時間を少しでも短くしなければならないという切羽詰った状況から生まれた、まさに〈棚から牡丹餅〉的番組でした。

アシスタントは、おすぎから斉藤慶子、美保純、黒川ゆりと変わり、途中から高田文夫も加わります。ゲストとのトークがメインですが、ゲストとたけしがコントをする「お寿司屋コント」というものがあったようです。残念ながらまったく記憶にありません。覚えている方、いらっしゃいますか?

オレたちひょうきん族
フジテレビ

10月10日~1989年10月6日。作者は高平哲郎、大岩賞介、高田文夫ほか。プロデューサーは横澤彪と三宅恵介。

〈剽軽〉を〈ひょうきん〉とひらがな表記したのが見事。最初はスペシャル番組でしたが、人気を得てレギュラー化されました。

TBSの「ザ・ベストテン」のパロディー「ひょうきんベストテン」と、「タケちゃんマン」が二本柱で、ほかにもいくつか小さなコーナーがありました。数多くのキャラクターについてはここをクリック!