レモンに捧ぐ

虎さん

 ゆうさんの愛鳥で同居人だったレモンちゃんが天国へ旅立ったそうです。

 なんどか逢って一緒に遊んだことのある自分にとってもショックでした。

 もう遊びに行っても逢えないんだな..

 今頃は天国でパタパタと遊んでるかもしれませんね。そう願いつつご冥福をお祈り致します。

猫に小判 虎に大判 2004年1月15日


はりねずみさん

すこしまた、寒くなる、というので鳥たちが忙しい。
庭のテーブルの上のひまわりの種を、最近では珍しく、三度もおかわりした。

ネットを介して知古を得たゆうさんの、
大変に可愛がっていらしたセキセイインコ、レモンちゃんが、死んだ。
卵管に卵が詰まったのだそうで、
同僚の方の可愛がっていたルリちゃんも、昨年、たしか同じだったと思う。

ルリちゃんの話もよく聞いていたから悲しかったけれど、
レモンちゃんのは、涙が止まらない。

空を見て、日の少し差してくる青い部分、鳥さんは死ぬと、
あの部分に帰るのかしら? と
青い色したアオガラちゃんに、尋ねてみる。

「わたくしたちは 死ぬと 空の青に少し黄金の混じる その部分に帰るのです
わたくしたちは 死ぬと 冷たい土の上に 頬を横たえるのです」

「冬の木々が あんな風に、黒い枝ふり仰いで 物思いに耽っているのは
わたくしたちの憧憬を 抱いているからなのです」

「わたくしたちの憧憬は 春には緑に芽吹き
秋には重たい土の恵みに実ります
木々は そうやって 
何百 何千年 無言にたたずんで
ちいさな礫のような わたくしたちの体を 宿し続けてきました
わたくしの名は アオガラです
何百 何千年 名前も 姿も 変わりません…」

母親からきつい手紙が届く。


わたしの母親は物言いのきつい人で、
母方の祖母は、亡くなる前の混乱した頭で、
自分の娘である母のことを、継母なのだ、と錯覚した。

胸の辺りが、肋骨だけの空き家になってしまったみたいに、苦しい。
昨日丸鶏を、肋の真ん中でぶったぎったせいかしら?
少し、発作を起こしかけているようで、ベイリーズを舐めてみる。

ピアノの練習をする。
モーツァルトは、いけない。冷笑的な音色。
シューベルトの即興曲と、それからベートーヴェンを、弾く。

白い、チューリップの花を、かごにいっぱい買ってきた。
土の中のレモンちゃんが、寂しくないように。

とげとげ日記 2004年1月15日




悲しみをいっぱいに含んだ雨雲が空を覆って、
わたしの喉もとにまで垂れ込むよう。
振り払いたくて、シュトゥットガルト市にショッピングに出かけようかと、着替えを始めたけれど、
やめて、今日は、アオゲラを待つ日、にすることにした。

アオゲラ。
来る方が珍しいので、アオゲラを一日じっと待つ、なんてバカげているけれども、
それでいい。
わたしの存在がバカげていない、なんて、どうしてそんなこと、断言できよう?

アオゲラが見たいの。
大きくて、黄緑色がパステルの粉末を払うように鮮やかで、
いかにも美しいのですもの。
あんまり美しいので、アオゲラの気まぐれに任せて、じっとカメラの脇で待ち惚けを食らっている時間さえが
尊く思える。

もちろん、アオゲラは来なかった。

その代わり、小鳥さんは、たくさん、たくさん、来た。

とげとげ日記 Le 16 janvier




夜の明けきらない暗がりの中、郵便屋さんが呼び鈴を鳴らして、
弟夫妻からの小さな小包を届けてくれて、嬉しい。

いつも一羽ぽっちで姿を見せるこまどりちゃんが、茂みの両端、
一羽ずつぼっと、座っていて、嬉しい。

街に行って、姪に、砂時計の付いた木製のウサギの歯ブラシ立てを買って
嬉しい。

ヴァイオリンソナタ『春』の2楽章をあわせて、土の柔らかくうごめくような連符に、
クロッカスの花が芽吹きそうで、嬉しい。

ヴォルフガングにおそわったシュヴァーベン地方のパスタのようなシュペッツェルを
始めて上手に作れて、嬉しい。

遠い冷たい空に、レモンちゃんのレモン色が小さくパタパタ羽ばたいて、
悲しい。

とげとげ日記 Le 20 janvier


じゅんやさん

 ゆうさんのお宅にいて、ゆうさんのサイトでもマスコット的な存在だったレモンちゃんが、けさ亡くなったとのこと。21時30分ころ、そのことを知り、ゆうさんの掲示板におくやみの蕪辞をつらねる。なみだがぽろぽろでる。ちいさな《家族》をうしなったかなしみは、いいあらわすことができないだろう。《ペットロス》に言及するひとでさえ、いぬやねこならともかく、ちいさな動物にかんしては冷淡なことがある。それはまったくちがう。米つぶのようなちいさな心臓をけんめいにはためかせて生きていた子だからこそ、その子が死の深淵に吸いこまれてしまうことは、ますますかなしいものだ。(このようにいうのは、わたし自身も、めだかのようにちいさなころから、ふなのようにおおきくなるまで、10年も生きた金魚のとろちゃんが亡くなったときのかなしみを、いまもときどき思いおこすからだ。やさしい春の日、水槽のなかから、飽かずにわたしとにらめっこをしていたとろちゃん。もし冥界でレモンちゃんと会うようなことがあれば、なかよくしてほしい。)

日録 2004年1月15日


綾翠さん

ベートーベンのロマンスを弾いてみた。
友人と、その方の大事な大事な彼女を思いながら。
私は彼女に直にお会いしたことはなかったが、その方や周りの方のお話や画像を透して触れることが出来たと思った。
彼女が遺した多くの微笑は今も暖かく胸に染みるのである。
お二方に捧げる気持で、独り演奏しました。

綾翠徒然草 01/16 (金) 09:42


テイボーさん

 〔・・・〕たまたまF君の日記を覗いてみたら、あの愛くるしい(と言って実際に会ったことはないが)インコのレモンちゃんが二日前に死んだそうだ。まるで恋人のようにF君を慕っていたあのレモンちゃん、F君もたぶん妹のように可愛がっていたあのレモンちゃんが天に昇っていったのだ。H.Aさんとこの天才フリッツ君と一度会わせたかったけれど、それも今は出来なくなってしまった。F君にさっそくメール弔電を送った。その中でも書いたことだが、どうして小さきものの死が人間のそれより数倍も悲しいのだろう。君、それは倒錯した感情だよ、などと冗談でも言ってもらいたくない。きっとそれは、いと小さきものの死に、生きとし生けるものすべての原悲劇とも言うべきものが、余計な夾雑物抜きでみごとに凝縮されているからに違いない。

日録 2004/01/16 Fri 19:33


Lilac さん

遅くなりまして申し訳ありませんでした。
この掲示板に投稿していただくと通知メールが届くのですが、
うっかり見落としてました。

ゆうさん、レモンちゃんがみまかわれたこと、
本当にわたしも自分のことのようにつらいです。
セキセイインコって、特別な関係を人と築けるような
気がします。
私が自分の26歳~34歳を、一羽のセキセイインコに
見守っていたもらったと思っているように、
小さくて、はかないような彼が、どれだけ
私を助けてくれたかわかりません。
二代目は、私と心を通わせることなく、逃げてしまいましたが、
全くもって私の責任です。
かわいそうなことをしてしまいました。

レモンちゃんは、最高の人生を送れたと思っています。
今はつらいでしょうけれど、ゆうさんがまた元気になられる日を
待っています。

げすとぶっく2004年1月16日(金)10時14分39秒


じゅんやさんの《FORA》より

はりねずみ
2004/1/16 05:52 題名: レモンちゃんととろちゃん

じゅんやくん、15日の日録に感動しました。 とくに「ちいさなき物」のことをこんなに一生懸命書いていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。 小さな生き物は毎日、毎日、「死」とにらめっこするように必死に生きています。 病気になれば必死に呼吸し、ヒレをバタバタさせて、何処とも言えない1点をじっとみつめて、それから、ふっつり死んでいきます。 わたしが日々眺めているシジュウカラちゃんたちも、つねに死に追われるようにパタパタ飛んで、わたしのことも恐れますけれど、 それはわたしも彼らには死をもたらすものかもしれないからで、仕方ありません。 それでも、実に澄んだ声でさえずります。 毎日、毎日、実は彼らの死に際のことを考えながら、眺めていました。

とろちゃん、レモンちゃんに、目が見えなくなっても、必死にエサを取り続けたハゼコやサモちゃんも仲間入りさせてください。




じゅんや
2004/1/16 08:47 題名: ハゼコちゃん、サモちゃん

はりねずみさまが15日の日記にお書きになった、ながれゆく風のような追悼の文を読むと、わたしのはじつにつたない文で、おはずかしいかぎりです。 しかし、ちいさな生きものをみていると、こちらも無条件に単純な心もちになります。 ちいさな生きものが無心に生きるさまは、まさに本義での「懸命」ですね。はりねずみさまのおっしゃるとおり、いつも死が自分を圧するおおきさでかたわらにいる。 それにもかかわらず、いっしょにいられることがとてもよろこばしい、すばらしい時季をあたえてくれるのが、あのちいさな子たちの徳ですね。

ハゼコちゃん、サモちゃんともなかよくしてほしいです。

《FORA》 なんでもおはなし談話室

theatrum mundi メインBBS より

■6895  レモンちゃん
2004/01/15 08:36
でんでん

ご冥福をお祈りします。

昔飼ってたインコが死んだときのことを思い出して
涙が出てきてしまいました。


■6897  Re:レモンちゃん
2004/01/15 08:51
いこちゃん

お悔み申し上げます。

いつも様子をほほえましく拝見していました。
レモンちゃんという名前がまたかわいらしく、きれいなレモン色が目に見えるようでした。

レモンちゃんに会ったことのない私まで、残念です。




■6902  Re:レモンちゃん
2004/01/15 09:07
しげき

合掌
先の愛猫の他界を思い出しました。
その夜、七転八倒、原因不明の腹痛に襲われました。
ただ、ただ、涙に暮れましたら、翌朝は嘘のように直りました。
きっと、彼女も別れが辛かったのでしょう。




■6908  Re:レモンちゃん
2004/01/15 10:53
ラッサナ・ラマヤ

ご冥福をお祈りします。
ゆうさん、早く元気になってくださいね。




■6909  Re:レモンちゃん
2004/01/15 12:32
Lilac

悲しいです。
3歳では若すぎます。

私のインコは、先月、自分で扉を壊して旅立ちました。
忙しくてまったくかわいがってやれず、人間不信になっていたと思います。

レモンちゃんはうちの子の100倍も1000倍もシアワセだったと思います。
ゆうさん、今は無理とは思うけど、ゆっくり元気になってね。

私はいまだにカゴを処分できずにいます。




■6905  「永訣の朝」と「レモン哀歌」
2004/01/15 10:04
mori_suguru

「けふのうちに
とほくへいってしまふわたくしのいもうとよ」
から始まる宮澤賢治の「永訣の朝」は、最愛の妹を看取る悲しみが切々と訴えかけられることで、今日もなお愛好する方が多い詩です。この詩は、同時代の作家にも影響を与えたとされ、その代表作が高村光太郎が妻・智恵子の死を詠じた「レモン哀歌」です。

「レモン」の死を伝えた記事の表題が「永訣の朝」というのは、文学史的にとても正しい、と思ったのでした。
 黙祷を捧げます。

「永訣の朝」http://why.kenji.ne.jp/haruto/147eiket.html
「レモン哀歌」http://www.coara.or.jp/~miyashu/si/si4.htm




■6906  Re:「永訣の朝」と「レモン哀歌」
2004/01/15 10:13
ろしーた

あめゆじゅとてちてけんじゃ

レモンちゃん、さいごまでゆうさんに抱かれて幸せでしたね。
ご冥福をお祈りします。
ゆうさん、いっぱい悲しんだら元気になってください。

うえのことばは、賢治のいもうとが、兄に
雪をとってきてほしい、と所望したときのことばです。




■6915  レモンちゃん、やすらかに
2004/01/15 17:49
はりねずみ

信じられません。
涙が止まりません。
レモンちゃん、鳥さんの楽園から、これからもきっと、ずっとゆうさんに寄り添って、見守ってくれます。
レモンちゃん
レモンちゃん
この世では、きっと一番にしあわせなセキセイインコだった。




■6916  Re:レモンちゃん、やすらかに
2004/01/15 18:09
ともこ

ゆう様
慰めの言葉が見つからないので…

とんとん(肩をたたく音)
ぱたぱた(背中をたたく音)
ぎゅう(手を両手でにぎると音)

をささげます。




■6919  Re:レモンちゃん、やすらかに
2004/01/15 21:46
じゅんや

ゆうさん、さきほど知りました。レモンちゃんが、ゆえなきくるしみをこうむり、この世を去ったことを、わたしもまた、満腔のいたみと感じることをおゆるしください。
実際にお目にかかったことはありませんでしたが、レモンちゃんのやさしいうたは、いつもこころにひびきました。
からだはわかれても、レモンちゃんのたましいは、これからも、ゆうさんとともにあり、theatrum mundi とともにあると確信します。

わたしがスペイン語のうたをひいては越権的に見えるかもしれませんが、ほかのうたをさしおいても、もっともふさわしいとおもいますので:

Ya se va para los cielos
ese querido angelito
a rogar por sus abuelos
por sus padres y hermanitos.
Cuando se muere la carne
el alma busca su sitio
adentro de una amapola
o dentro de un pajarito.




Violeta Parra : ≪Rin del angelito≫
■6920  Re:レモンちゃん、やすらかに
2004/01/16 00:20
takeretu

ゆうさん、
レモンちゃんに哀悼の意を表します。
友であり、兄であり、妹であった愛犬たちの姿を思い出し、涙が止まらなくなってしまいまた。
ゆうさんの暖かい手のひらの中で心安らかにレモンちゃんはこの世を去ったと思います。
お力を落とされているとは思いますがお身体だけはくれぐれもご自愛ください。




■6921  Re:レモンちゃん、やすらかに
2004/01/16 01:17
S先生の奥様

「えっ」と声を出したきり絶句しました・・・・お会いすることも鳴き声をきくことも叶わぬ夢となってしまいました。ゆうさんにお会いできるときは当たり前のようにレモンちゃんがそばに居るものと思い込んでいたので、ガツンとやられた気分です。レモンちゃん、どうか安らかに。




■6925  トップにレモンちゃん
2004/01/16 13:30
そろり

> みなさんいままで ありがとう
> またどこかで あいましょう
> ごきげんよう さようなら

レモンちゃん・・・・・

名古屋は吹雪もあったのですか。
でも、天国に舞い降りるまできっとずっと暖かかったね。
ゆうさんが添い寝してくれたのね、肌のぬくもりがずっとずっと天国まで。
よかったね。
ゆうさんのレモンちゃんでよかったね。

天国では、パパとママに会えましたか。
今ごろはゆうさんの知らないレモンちゃんのパパとママとお話してるかな。
優しかったゆうさんの事いっぱいお話してるのかな。




■6927  1月15日の抑鬱亭日乘
2004/01/16 16:47
たこ焼き村

泣けました。




■6928  Re:トップにレモンちゃん
2004/01/16 18:27
はりねずみ

レモンちゃん
天国の様子はいかがですか?
こわいカラスやカササギはいませんか?
いつか、わたしたちも、みんな会いに行きます。それまで、白い雲と遊んでいてね。




■6930  Re:トップにレモンちゃん
2004/01/17 01:18
オリーブ

心からお悔やみ申し上げます。
思いがけないことで、今本当にショックです。自分も小鳥を飼っていて死なれたことがあるので、ちょっと涙が・・・。

今までありがとう。


意味なしBBSより

[N.351]
作業室のねずみ
2004/01/15(tu) 07:26:05

■ ・・・

・・・・・・。




たこ焼き村
2004/01/15(tu) 07:35:55

■ レモンちゃん

びっくりしました。元気な様子ばかりうかがっていたので。
レモンちゃんはゆうさんに愛されて幸福な一生だったのではないでしょうか。
でも、ゆうさんは寂しくなりますね。

何もお力になれませんが、このサイトをにぎやかに盛り立てていきたいと思っております。




[N.352]
ターコ
2004/01/15(tu) 09:39:27

■ 昨日なのに

久しぶりに会ったレモンちゃんだったのに。

元気に噛み付いてくれて、噛み跡も残ってるのに。

「インコはじっとしていないんです。」と、ゆうさんが言ったからか、
夕べは夢の中でも、動き回るレモンちゃんが出てきたのに。

レモンちゃん。安らかに。
会ってくれてありがとう。




虎虎虎
2004/01/15(tu) 15:29:25

■ レモンちゃん

毎回遊びに行く度に出迎えてくれました。
不思議そうに自分の周りを飛んで、慣れてくると肩に乗って眼鏡のつるを噛んだり
ピアスをいじったりして遊んでくれました。
一緒にお茶目な写真も撮りましたね。

今はただゆっくりと安らかに眠ってね。
一緒に遊んだことは忘れません。




綾翠
2004/01/15(tu) 21:17:49

■ れもんちゃん と ゆうさん。

此処を見てびっくりして、慌ててTOPを見てきました。

レモンちゃん。
今生でお会いする事は叶いませんでしたが、此処で貴女の様子を文字で知り、私の頭の中で貴女の姿を描いていました。
時には画像でお見かけすることもありました。
とても皆さんに愛される貴女のその姿は、とても素敵で、思わず笑みがこぼれるほどでした。ありがとう。
どうぞ安らかに・・・。

ゆうさん。
今でもずっとレモンちゃんは、ゆうさんの傍にいらっしゃる気がします。
うん。うん。ゆうさんの傍に居るよ。
そう思えてならない。
変な日本語でごめんなさい。。




[N.354]
どん
2004/01/16(fri) 16:23:04

■ 行け帰ることなく

という歌集がありました。叙情の短歌、パセテッィクな歌が、ときどき口をつきます。福島泰樹の挽歌です。無粋不器用御容赦。

 君去りしけざむい朝 挽く豆のキリマンジャロに死すべくもなく