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2009年5月1日(金)

アルゼンチン映画、マヌエル・デ・ファリャの亡命生活を検証  Un filme argentino rinde tributo a Manuel de Falla e indaga sobre su exilio

EFE通信配信のニュース。掲載はカタルーニャのバングアルディア紙。

アルゼンチンの音楽家・作曲家ホセ・ルイス・カスティニェイラ・デ・ディオスが初めてメガホンをとった映画『マヌエル・デ・ファリャ:二つの世界の音楽家』 Manuel de Falla. Músicos entre dos mundos が4月30日にブエノスアイレスで公開されました。

ファリャは1876年生まれ。スペイン内戦後の1939年、アルゼンチンに亡命。映画はコルドバ州の町アルタ・グラシアでの亡命生活を検証。主人公はルイス・ルーケ演じるジャーナリストとモニカ・ガラン扮する女性研究者。ジャーナリストはファリャの晩年を再現しようとし、女性研究者はスペイン内戦下で共和政府派とフランコ派とのあいだでファリャがどんな役割を演じたのかを調査。

その答えはファリャの作品にあるというのがカスティニェイラの立場で、だからこそファリャを演じる俳優は登場せず、全編を通じて流れる音楽にファリャの存在を感じさせたそうです。「度が過ぎているほど厳格なカトリック信者で心気症で色恋沙汰とは無縁だった男が、どうしてあれほど情熱的で感情豊かな作品を書けたのか。彼の実人生と作品とのあいだに横たわる深淵、見かけ上の矛盾について考察したかった」とカスティニェイラ。

アルタ・グラシアでは既に特別上映を行い、国内外の映画祭もスペインのバリャドリードやマドリードのアルヘンシネ、リオデジャネイロのシネスル、バイーア・フェスティバル、パラグアイのアスンシオン国際映画祭、アルゼンチンのオラバリーア映画祭やパンタージャ・ピナマール映画祭などに参加済み。